コーダーは、クライアントやWebデザイナーからの依頼内容を、プログラミング言語を使って表示できるようにするのが主な仕事だ。そのため、プログラミング言語の取得は必須と言える。具体的にはHTMLやCSSがそれにあたり、この2つは最低限マスターしておく必要がある。

学習法は様々あり、自身の好みや状況に応じて選ぶと良いだろう。最も一般的な学習法が、プログラミングスクールやIT系の専門学校に通って学ぶというものだ。HTMLやCSS以外の幅広い言語や知識も身につける場合通年で通うケースもあるが、短期集中講座などを利用すれば、わずか数日でマスターをすることも可能だ。

さらに、地方都市に住んでいる人や家庭の事情などで通学をすることが難しいという人向けに、オンライン上で学べる講座もそろっている。また、HTMLやCSSはプログラミング言語の基本中の基本ということもあって参考書なども充実しており、独学でマスターをする人も少なくない。近年では、動画配信などで学習コンテンツが配信されているケースもあるので、文面だけでは分からないという人も安心でだろう。この様にプログラミング言語は、ライフスタイルや好みに合わせて選べるようになっている。

なお、HTMLやCSSをマスターしたら、JavaScriptやPHPなども合わせてマスターしておくと、Webデザイナーやクライアントとの意思疎通も円滑に進む上、自身のステップアップにもつなげていくことができる。そのため、視野を広げて学習することが、コーダーには求められる。